疾患
非結核性抗酸菌感染症とは、結核菌以外の抗酸菌に感染することで発症する病気です。非結核性抗酸菌は、土壌や水などの環境にいる菌です。結核菌とは異なり、人から人には感染しません。肺や皮膚に感染することが多く、咳や痰、発疹、倦怠感などの症状がみられます。
診療科目
からだの部位
分類
症状
胸水は、肺が膨らんだり縮んだりする動きをスムーズにするために必要で、少量はあるのが正常な状態です。病気としての胸水は、レントゲン検査などでわかるほど胸水が胸にたまってしまっている状態です。肺や心臓が圧迫されるため、胸の痛みや呼吸困難などの症状が見られます。
気管支炎とは、気管支に炎症があることで咳や痰などの呼吸器症状がみられる病気です。3ヶ月以上、咳や痰の症状がつづく場合を慢性気管支炎といいます。慢性気管支炎の原因は百日咳などの感染症や喫煙、アレルギーなど様々です。
慢性閉塞性肺疾患とは、タバコなどの有害物質を長期に渡って吸い込むことで呼吸障害を起こした状態です。COPDとも呼ばれています。初期には自覚症状がないことが多いですが、動作時の息切れから安静時でも呼吸が苦しいという状態に進行します。
気管支拡張症とは、何らかの原因で気管支が慢性的に拡がったまま元に戻らない状態をいいます。気管支が拡張した状態では細菌などが侵入しやすくなり、咳や痰などの症状がみられます。痰がたまることで細菌が繁殖しやすく気管支炎や肺炎にかかりやすくなります。
咳喘息とは、気道が刺激に敏感になっていることで、咳の症状が長く続く病気です。症状は、咳のみです。気管支喘息とは異なり、ヒューヒューゼーゼーという喘鳴はありません。かぜなどの感染、冷たい空気、タバコの煙、花粉やハウスダストなど様々な刺激が咳を引き起こします。
誤嚥性肺炎とは、飲み込む機能が低下することで食べ物などが誤って気管支や肺に入ってしまうことで起こる肺炎です。口の中の細菌が気管支や肺に入り込むことで炎症を起こし、肺炎となります。高齢になると嚥下機能が低下することから、高齢者に多い肺炎です。
かぜ症候群とは、一般的には「かぜ」と呼ばれます。上気道である鼻やのど(咽頭・喉頭)に、急性の炎症をきたす症状の総称です。気管や気管支、肺といった下気道に広がった炎症も、かぜ症候群とすることが最近では増えてきました。
アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダストなどのアレルギー物質を鼻から吸い込むことで、鼻炎症状を引き起こす病気です。人によりアレルギー症状が出る出ないの個人差がありますが、遺伝による体質や食生活などの環境要因も関係するといわれてます。
急性咽頭炎とは、ウイルスや細菌による感染により、のどに炎症が起こった状態です。主な症状はのどの痛みなどですが、炎症が広がることで鼻水や咳、痰、発熱などの症状を伴います。花粉や黄砂が原因になることもあります。
病気を調べる