疾患
RSウイルス感染症は、小児によくみられる呼吸器の病気です。日本では冬に流行する傾向があります。症状は発熱・咳・鼻水など風邪によく似ています。大人は感染しても軽い症状で済むことが多いですが、1歳未満の乳児は重症化しやすいため注意が必要です。
診療科目
からだの部位
分類
症状
クラミジア肺炎とは、クラミジアの感染により肺に炎症が起こる病気です。症状は、咳や痰、息切れなどが見られます。原因は、トラコーマ・クラミジアと肺炎クラミジアの2種類。トラコーマ・クラミジアはクラミジア性感染症の母親から分娩時に感染します。
喘息とは、気管支の慢性炎症が原因で、発作的に激しい咳や呼吸困難などの症状を起こす病気です。気管支喘息ともいいます。発作が起きると、呼吸のたびにヒューヒュー、ゼーゼーという音が鳴るのが特徴です。原因はアレルギー反応であることが多いです。
気管支炎とは、気管支に炎症があることで咳や痰などの呼吸器症状がみられる病気の総称です。急性気管支炎はウイルスなどの感染症によるものが大半です。かぜの鼻水やのどの痛みに続いて、咳や痰の症状が出ることが一般的です。数日〜1週間程度で症状は治まります。
扁桃炎とは、のどの入り口にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)という部分が炎症を起こして発症する病気です。のどに激しい痛みや高熱が現れることが多く、繰り返す場合や、重症化する場合もあるため、注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に無呼吸や低呼吸の状態になることです。大半は上気道の狭窄や閉塞が原因です。主な症状は、大きないびきをかく、睡眠中に呼吸が止まる、熟睡感がない、日中の激しい眠気などです。大人だけでなく、子どもにもみられる病気です。
肺炎とは、肺に炎症が起こることで、発熱、咳、痰、息切れなどの症状がみられる病気です。原因は、細菌感染、ウイルス感染、アレルギーなど様々です。肺炎は日本人の死因第4位(平成28年厚生労働省の調査より)の病気です。肺炎で命を落とす方の大半は65歳以上の高齢者です。
胸膜炎とは、肺を包む膜=胸膜に何らかの原因で炎症が起こる病気です。主な症状は、胸の痛み、呼吸困難、咳、発熱などが見られます。細菌やウイルスの感染、膠原病、がんなどが原因で起こります。原因によって治療方法は異なります。
百日咳とは、百日咳菌に感染することで、咳の症状が強く出る感染症です。四種混合ワクチンの定期接種により患者数は減っています。感染すると、風邪のような症状の後に息を吸う間もないほど短い咳が連続して出ます。嘔吐を伴うことも少なくありません。
マイコプラズマ肺炎・気管支炎とは、マイコプラズマという細菌に感染することで気管支や肺に炎症が起こる病気です。比較的若い人がかかりやすい肺炎です。症状は、38度以上の高熱、咳、痰、発疹などが見られます。飛沫感染、接触感染で感染が拡大します。
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