疾患
伝染性単核球症とは、EBウイルスに感染することで発熱や全身倦怠感などの症状がでる病気です。伝染性単核球症の原因はほとんどがEBウイルスです。2〜3歳頃までに感染するとほとんどが無症状ですが、思春期以降に感染すると、約50%の人は伝染性単核球症を発症します。
診療科目
からだの部位
分類
症状
風疹とは、風疹ウイルスによる感染症です。発熱や発疹が3日ほど続くことから「三日ばしか」とも呼ばれます。症状は、発熱や発疹がみられます。また、リンパ節の腫れが首や後頭部、耳の後ろなどに見られます。近年では予防接種を受けていない成人の感染報告が多くなっています。
ヘルパンギーナとは、コクサッキーウイルスに感染することで発熱や口腔内に発疹ができる病気です。毎年夏になると乳幼児を中心に流行する三大夏風邪の1つです。喉の痛みが強いため、脱水には注意が必要です。
流行性耳下腺炎は、ムンプウイルスによる感染症で、一般的にはおたふくかぜと呼ばれます。症状は、発熱と耳の下や頬の腫れです。3〜6歳の子どもに多い病気です。思春期以降で発症すると、男性は睾丸炎、女性は卵巣炎などの合併症を引き起こすリスクが高まります。
溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌の感染により起こる病気です。症状は、発熱や舌にイチゴのような白いブツブツができる、全身に発疹が出るなどの特徴があります。学童期の子どもに多い病気で、流行のピークは春から初夏にかけてと冬の2回です。
喘息とは、気管支の慢性炎症が原因で、発作的に激しい咳や呼吸困難などの症状を起こす病気です。気管支喘息ともいいます。発作が起きると、呼吸のたびにヒューヒュー、ゼーゼーという音が鳴るのが特徴です。原因はアレルギー反応であることが多いです。
気管支炎とは、気管支に炎症があることで咳や痰などの呼吸器症状がみられる病気の総称です。急性気管支炎はウイルスなどの感染症によるものが大半です。かぜの鼻水やのどの痛みに続いて、咳や痰の症状が出ることが一般的です。数日〜1週間程度で症状は治まります。
扁桃炎とは、のどの入り口にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)という部分が炎症を起こして発症する病気です。のどに激しい痛みや高熱が現れることが多く、繰り返す場合や、重症化する場合もあるため、注意が必要です。
クラミジア肺炎とは、クラミジアの感染により肺に炎症が起こる病気です。症状は、咳や痰、息切れなどが見られます。原因は、トラコーマ・クラミジアと肺炎クラミジアの2種類。トラコーマ・クラミジアはクラミジア性感染症の母親から分娩時に感染します。
肺炎とは、肺に炎症が起こることで、発熱、咳、痰、息切れなどの症状がみられる病気です。原因は、細菌感染、ウイルス感染、アレルギーなど様々です。肺炎は日本人の死因第4位(平成28年厚生労働省の調査より)の病気です。肺炎で命を落とす方の大半は65歳以上の高齢者です。
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