疾患
熱中症とは、気温の上昇や過度な運動により体温調節がうまくいかなくなることで生じる様々な症状の総称です。めまいやほてり、頭痛や吐き気などから、重症化するとけいれんや意識障害も起こり、命に関わる場合もあります。労作性熱中症は減少傾向にある一方、非労作性熱中症が増加しています。
診療科目
からだの部位
分類
症状
花粉症とは、花粉により生じるアレルギーです。花粉の種類や花粉の量により、毎年の症状が異なり、また、発症時期も異なります。花粉症は、花粉を身体が敵と判断して生じる症状のため、風邪と同じように頭痛や微熱、だるさを伴うことがあります。
水痘とは、水痘帯状疱疹ウイルスにより全身に発疹などがでる感染症です。みずぼうそうと呼ばれます。赤い発疹が水疱へ、そしてかさぶたになるという経過をたどります。すべての発疹がかさぶたになるまで学校は出席停止です。大人が感染すると重症化しやすいといわれています。
伝染性単核球症とは、EBウイルスに感染することで発熱や全身倦怠感などの症状がでる病気です。伝染性単核球症の原因はほとんどがEBウイルスです。2〜3歳頃までに感染するとほとんどが無症状ですが、思春期以降に感染すると、約50%の人は伝染性単核球症を発症します。
溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌の感染により起こる病気です。症状は、発熱や舌にイチゴのような白いブツブツができる、全身に発疹が出るなどの特徴があります。学童期の子どもに多い病気で、流行のピークは春から初夏にかけてと冬の2回です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。感染力が強く、短期間で多くの人に感染が拡大します。日本では、例年、12〜3月頃にかけて流行します。38度以上の発熱と全身のだるさ、関節痛や筋肉痛などの症状が比較的急速にあらわれます。
扁桃炎とは、のどの入り口にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)という部分が炎症を起こして発症する病気です。のどに激しい痛みや高熱が現れることが多く、繰り返す場合や、重症化する場合もあるため、注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎・気管支炎とは、マイコプラズマという細菌に感染することで気管支や肺に炎症が起こる病気です。比較的若い人がかかりやすい肺炎です。症状は、38度以上の高熱、咳、痰、発疹などが見られます。飛沫感染、接触感染で感染が拡大します。
気管支拡張症とは、何らかの原因で気管支が慢性的に拡がったまま元に戻らない状態をいいます。気管支が拡張した状態では細菌などが侵入しやすくなり、咳や痰などの症状がみられます。痰がたまることで細菌が繁殖しやすく気管支炎や肺炎にかかりやすくなります。
非結核性抗酸菌感染症とは、結核菌以外の抗酸菌に感染することで発症する病気です。非結核性抗酸菌は、土壌や水などの環境にいる菌です。結核菌とは異なり、人から人には感染しません。肺や皮膚に感染することが多く、咳や痰、発疹、倦怠感などの症状がみられます。
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