疾患
サルモネラ感染症は、サルモネラ菌に感染することで、下痢、嘔吐などの急性胃腸炎の症状がみられる病気です。サルモネラ菌は、食中毒を引き起こす代表的な菌です。20度以上の環境でよく増殖するため、日本では夏場の感染が多い傾向があります。
診療科目
からだの部位
分類
症状
病原性大腸菌感染症とは、ある特定の大腸菌に感染することで、下痢などの胃腸炎症状を引き起こす病気です。大腸菌の中には胃腸炎を起こす種類があり、それを病原性大腸菌といいます。病原性大腸菌は5種類に分けられ、食中毒の原因として知られています。
消化管粘膜下腫瘍とは、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の粘膜下の消化管壁内にできる腫瘍の総称です。さまざまな種類があり、消化管の部位ごとに発生する腫瘍は異なります。すべてが悪性というわけではなく、良性のものもあります。自覚症状はほとんどありません。
潰瘍性大腸炎は原因のわからない難病の1つです。腸に慢性的な炎症が起き、腹痛や粘血便、下痢などの症状が見られます。症状は治まったり、また出たりを繰り返すのが特徴です。明確な原因はわかっていませんが、精神的なストレスでも症状が悪化します。
虚血性大腸炎とは、大腸の末梢血管の血流障害により大腸に炎症・潰瘍・壊死が起こる病気です。虚血性大腸炎は、腸に要因がある場合と、高血圧や糖尿病などで血管に要因がある場合があり、中高年に多く見られます。急激な腹痛と鮮血をともなう下痢がみられます。
カンピロバクター感染症は、カンピロバクター属の細菌感染による胃腸炎です。食べ物や水から感染する食中毒の一種で、口を通して感染(経口感染)します。他の細菌による感染性胃腸炎(食中毒)と同様、腹痛、嘔吐、下痢などの症状が見られます。
出血性腸炎とは、薬剤性腸炎の一種で、抗生物質などの薬の副作用で腸の壁に炎症や潰瘍が起きる病気のことです。急激な腹痛や下痢、下血などの症状が見られる急性の病気です。原因となっている薬剤の投与を中止することで、数日〜1週間程度で症状が治まります。
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