疾患
脂質異常症とは、血液中のコレステロール値が異常になる病気です。以前は高脂血症と呼ばれていました。LDL(悪玉)コレステロールが多い/HDL(善玉)コレステロールが少ない/中性脂肪が高いのいずれかの状態です。治療の基本は生活習慣の改善です。
診療科目
からだの部位
分類
糖尿病とは、インスリンの分泌量や働きが低下することで、血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。2型糖尿病は、生活習慣に起因して発症する病気で、日本人の糖尿病患者の大半はこのタイプです。
症状
やせとは、肥満の反対で体重が著しく減少している状態を指し、体重と身長から算出する「BMI」が18.5未満となる場合です。肥満より軽視されがちですが、肥満同様、多くの病気と関係するため、改善が必要です。
熱中症とは、気温の上昇や過度な運動により体温調節がうまくいかなくなることで生じる様々な症状の総称です。めまいやほてり、頭痛や吐き気などから、重症化するとけいれんや意識障害も起こり、命に関わる場合もあります。労作性熱中症は減少傾向にある一方、非労作性熱中症が増加しています。
肥満とは、身体に過剰な脂肪が蓄積された状態のことをいい、BMIが25以上の場合を指します。肥満の多くは、エネルギーの摂取過多(食べ過ぎ)と消費不足(運動不足)によりますが、他の病気や薬の服用が原因で起こることもあります。
熱性けいれんとは、乳幼児が38度以上の発熱がある際に発作的に起きるけいれんのことです。一般的に生後6ヶ月頃〜5歳までにみられることが多いです。突発性発疹やインフルエンザでみられることが多く、けいれんがみられた場合は速やかに医療機関を受診してください。
更年期障害とは閉経の前後に、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減少することで起こる様々な不調の総称です。のぼせや大量の汗、動悸、めまいなどの身体的な不調からイライラ感などの精神的な症状まで様々です。発症年齢や、症状、またその程度に至るまで個人差が大きいという特徴があります。
ウイルス性髄膜炎とは、ウイルス感染により、脳や脊髄を保護する膜=髄膜に炎症が起こる病気です。特徴的な症状は、発熱、頭痛、嘔吐です。入院治療が原則です。細菌性髄膜炎に比べて経過は良好ですが、重症化すると後遺症のリスクもあるため早期治療が大切です。
水痘とは、水痘帯状疱疹ウイルスにより全身に発疹などがでる感染症です。みずぼうそうと呼ばれます。赤い発疹が水疱へ、そしてかさぶたになるという経過をたどります。すべての発疹がかさぶたになるまで学校は出席停止です。大人が感染すると重症化しやすいといわれています。
帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症で、痛みを伴う発疹がでる病気です。水痘帯状疱疹ウイルスは、一度感染すると水痘の症状が治まってもウイルスは神経節に潜伏します。免疫力が低下すると、ウイルスが活動を活発化させることで現れるのが帯状疱疹です。
病気を調べる