疾患
RSウイルス感染症は、小児によくみられる呼吸器の病気です。日本では冬に流行する傾向があります。症状は発熱・咳・鼻水など風邪によく似ています。大人は感染しても軽い症状で済むことが多いですが、1歳未満の乳児は重症化しやすいため注意が必要です。
診療科目
からだの部位
分類
症状
糸球体腎炎とは、糸球体に炎症が起きる病気の総称です。糸球体は、毛細血管が毛玉のように球状になった器官で、血液をろ過して尿の元になる原尿をつくる働きがあります。炎症により血液をろ過する機能がうまく働かなくなることで、血尿やタンパク尿などの症状がみられます。
脂質異常症とは、血液中のコレステロール値が異常になる病気です。以前は高脂血症と呼ばれていました。LDL(悪玉)コレステロールが多い/HDL(善玉)コレステロールが少ない/中性脂肪が高いのいずれかの状態です。治療の基本は生活習慣の改善です。
膀胱炎には、原因の違いでいくつかの種類がありますが、もっとも多いのが尿道から細菌が侵入して膀胱での炎症を引き起こす細菌性膀胱炎です。特に尿道が短い女性がかかりやすい病気とされています。膀胱炎は繰り返しかかりやすいといわれており、予防が大切です。
過活動膀胱とは、何らかの理由により膀胱が過敏になり、繰り返し、強い尿意をもよおす病気です。膀胱が過敏になる原因には、加齢や精神的ストレス、自律神経の乱れなどがあります。外出時や就寝時にも頻尿となるため、日常生活に支障をきたすことがあります。
前立腺肥大症とは、男性の膀胱の下にある前立腺が何らかの原因で肥大し、排尿障害が起こる病気です。前立腺は男性特有の器官です。前立腺は尿道を囲むようにあるため、前立腺が大きくなると、残尿感など排尿に関するトラブルがみられるようになります。
糖尿病とは、インスリンの分泌量や働きが低下することで、血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。2型糖尿病は、生活習慣に起因して発症する病気で、日本人の糖尿病患者の大半はこのタイプです。
尿道炎とは、病原菌に感染することで尿道に炎症が起きた状態です。多くの場合、性行為により感染する性感染症で、淋菌やクラミジア菌が原因となります。症状は排尿時の痛みやかゆみなどです。自然に治癒することはないため、抗菌薬による治療が必要です。
腎盂腎炎とは、この腎盂が感染することで起こる炎症で重症化しやすい病気です。尿の出口から細菌が侵入し、尿の通り道をさかのぼって腎盂まで達することで腎盂に炎症が起こります。主な症状は高熱と吐き気などです。膀胱炎を伴う場合は排尿時痛などの症状もみられます。
やせとは、肥満の反対で体重が著しく減少している状態を指し、体重と身長から算出する「BMI」が18.5未満となる場合です。肥満より軽視されがちですが、肥満同様、多くの病気と関係するため、改善が必要です。
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