疾患
脊柱管狭窄症とは、脊柱管が狭くなり、脊柱管内を通る神経などが圧迫されることで痛みやしびれなどの症状が出る病気です。脊柱は首から腰にかけて走っているため、首に症状が出る場合(頚部脊柱管狭窄症)と、腰に症状が出る場合(腰部脊柱菅狭窄症)があります。
診療科目
からだの部位
分類
症状
足関節捻挫とは、いわゆる足首のねんざです。支えることのできない方向へ足首をひねった際に、足関節外側靭帯が傷つくことで起こります。RICE処置を行った後は、積極的な治療はしなくても自然に治ることがほとんどです。
外傷性頚部症候群とは、一般的に「むちうち」と呼ばれる状態の正式名称です。頭痛、頚部痛(首の痛み)、頚椎の運動障害が三大症状といわれています。めまいや痺れなどを伴うこともあります。治療は安静が基本です。首を固定するために、頚椎カラーを使用することがあります。
変形性股関節症とは、股関節の軟骨がすり減ることで、足のつけ根に痛みや股関節の動きに制限が出てくる状態です。加齢によるもので、中高年の女性、重い物を持つ仕事をしている人に多い傾向があります。しゃがんだりする日常生活の動作に支障をきたす場合があります。
大腿骨頚部とは、足のつけ根、股関節のすぐ下の部分を指します。ボールのように丸くなっている大腿骨の下部で、首(頚部)のように細くなっている部分の骨折を大腿骨頚部骨折といいます。高齢者の骨折でとても多い骨折です。骨粗しょう症がある場合、軽い尻もちでも折れてしまうことがあります。
手関節骨折とは、手首の部分に大きな力が加わった時に起こる骨折です。子どもや高齢者や骨粗しょう症の方に多い骨折です。主な症状は、転倒などの後に、手首の痛みや腫れ、変形、指先のしびれなどがみられます。ずれた骨片を元に戻す整復固定を行い、十分に元に戻らない場合は手術を行います。
手根管症候群とは、さまざまな原因により神経が圧迫され、手の指にしびれや痛みが生じる病気(ニューロパチー=末梢神経障害)です。薬指から親指にかけてしびれや痛みがある、物がつかみにくいなどの症状があります。中高年の女性に多くみられます。
変形性脊椎症とは、脊椎を構成している椎間板や椎間関節が変形して、痛みや痺れなどの症状がみられる状態です。肩こりや腰痛などの症状からはじまり、進行すると手足の痺れや歩行障害をきたします。加齢によるため40代以上の方に多くみられます。
ばね指は、狭窄性腱鞘(けんしょう)炎の一種です。腱鞘に炎症が起こり、厚くなることで「ばね指現象」が起こります。弾発指やスナップフィンガーと呼ばれることもあります。手のひら側の指の付け根の関節、特に親指の付け根の関節にもっとも多く起こります。
脊椎はいわゆる「背骨」のことで、この脊椎が潰れてしまうことで起こるのが脊椎圧迫骨折です。骨粗しょう症の合併症としてよく知られています。身体を動かしたときに腰に痛みが走るのが特徴です。脊椎がつぶれた場所によって症状が出る部位は異なります。
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