疾患
前庭神経炎とは、突然、激しい回転性めまいを引き起こす病気です。歩行が困難なほどになります。吐き気や嘔吐、冷や汗などの症状を伴います。明確な原因はわかっておらず、安静にすることで2〜3週間程度で症状は改善します。
診療科目
からだの部位
分類
症状
BPPV(良性発作性頭位めまい症)とは、耳の働きを原因としためまいの中で、もっとも頻度の高いめまいといわれています。自分自身や周囲がぐるぐる回る「回転性めまい」が特徴です。耳石が本来あるべき場所からズレることで起こるため、頭を動かしたときに発症しやすいです。
反復性耳下腺炎は、数ヶ月から数年単位で、耳やあごの下が繰り返し腫れる病気です。腫れた部分は痛みを伴います。免疫力の低い子どもによく見られる病気です。明確な原因は不明ですが、アレルギー、ウイルス、疲労、むし歯など多くの要因が考えらています。
めまい症とは、さまざまな病気の症状としてあらわれるものです。回転性めまい、浮動性めまい、立ちくらみの3つに分類することができます。めまいのタイプにより原因も異なります。
難聴とは、音を耳から脳に伝える部位に障害が起こることで、耳が聞こえにくくなる状態のことです。外耳から中耳の障害による難聴を伝音性難聴、中耳からその先の障害による感音性難聴に分類されます。原因には中耳炎、メニエール病、老人性難聴などがあります。難聴は耳鳴りを伴うこともあります。
老人性難聴は、加齢により聴力が低下し、聞こえにくくなる状態です。難聴は、伝音性難聴と感音性難聴に分類されますが、老人性難聴は感音性難聴が大半を占めます。命に関わるものではありませんが、コミュニケーションが取りにくくなり日常生活の質に関わります。
大腸憩室症とは、大腸の壁が袋状に膨らんで小さな突起のようなもの=憩室ができている状態です。便秘により大腸の内側から圧力がかかることで、憩室が生じると考えられています。大腸憩室症の多くは自覚症状はなく、症状がない場合は経過観察のみで治療の必要はありません。
腸閉塞(イレウス)とは、さまざまな原因で腸管がふさがって消化物が通りにくくなった状態です。便やガスが排出されなくなるため腹部膨満感や腹痛、吐き気などの症状が見られます。手術による癒着、ヘルニア(脱腸)、大腸がんなどの腫瘍が主な原因です。
便秘とは、3日以上便が出ない、残便感があるような状態をいいます。加齢や出産などにより腸を動かす筋肉の衰えやストレスによる自律神経の乱れ、便意を我慢しがちな生活習慣が便秘を引き起こします。生活習慣の改善が治療の基本となります。
食道裂孔ヘルニアとは、本来、横隔膜の下にあるべき胃の一部が横隔膜より上に出ている状態をいいます。加齢による食道裂孔の拡がり、肥満や妊娠などによる腹圧の上昇が原因となります。逆流性食道炎の一因となり、胸やけや吐き気などの症状を引き起こします。
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