疾患
ガングリオンとは、手首付近や指のつけ根にみられるしこり状のこぶです。良性の腫瘤ですが、神経を圧迫して痺れや痛み、麻痺などの症状がみられることがあります。日常生活に支障がない場合は治療は行わず、経過観察をしても問題ありません。
診療科目
からだの部位
分類
症状
肩関節周囲炎とは、いわゆる四十肩や五十肩のことです。凍結肩ともいわれます。ある日突然、肩が痛くなり、腕が上がらなくなります。何もしていなくても痛い、夜に痛みが出るのが特徴です。50〜60代の方に多く見られます。要因の1つは加齢です。
腰痛症には、"ぎっくり腰”と呼ばれる急性腰痛症と、痛みが長期間にわたって続く慢性腰痛症があります。病気により原因は様々ですが、日常生活で常に正しい姿勢を心がけることが予防に役立ちます。
偽痛風とは、関節内にピロリ菌カルシウムの結晶ができることによって起こる関節炎です。関節の痛み、腫れ、発赤など痛風と症状がよく似ていますが、痛風とは異なり高齢者に多い病気です。発熱やめまいなどの全身症状を伴うことがあります。
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、痛みや腫れなどの症状がみられる病気です。50歳以上の女性に多く、特に肥満の方によく見られます。膝の痛みから歩行などの日常生活の動作に支障をきたす場合があります。
変形性肩関節症とは、肩関節の軟骨などの組織がすり減り、痛みや腫れなどの症状が出る病気です。進行すると症状が強くなり、腕を上げるなどの日常動作に支障が出ることがあります。加齢による筋力の低下が大きな要因になるため、高齢の方に多いです。
脊柱管狭窄症とは、脊柱管が狭くなり、脊柱管内を通る神経などが圧迫されることで痛みやしびれなどの症状が出る病気です。脊柱は首から腰にかけて走っているため、首に症状が出る場合(頚部脊柱管狭窄症)と、腰に症状が出る場合(腰部脊柱菅狭窄症)があります。
足関節捻挫とは、いわゆる足首のねんざです。支えることのできない方向へ足首をひねった際に、足関節外側靭帯が傷つくことで起こります。RICE処置を行った後は、積極的な治療はしなくても自然に治ることがほとんどです。
変形性脊椎症とは、脊椎を構成している椎間板や椎間関節が変形して、痛みや痺れなどの症状がみられる状態です。肩こりや腰痛などの症状からはじまり、進行すると手足の痺れや歩行障害をきたします。加齢によるため40代以上の方に多くみられます。
外傷性頚部症候群とは、一般的に「むちうち」と呼ばれる状態の正式名称です。頭痛、頚部痛(首の痛み)、頚椎の運動障害が三大症状といわれています。めまいや痺れなどを伴うこともあります。治療は安静が基本です。首を固定するために、頚椎カラーを使用することがあります。
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