疾患
RSウイルス感染症は、小児によくみられる呼吸器の病気です。日本では冬に流行する傾向があります。症状は発熱・咳・鼻水など風邪によく似ています。大人は感染しても軽い症状で済むことが多いですが、1歳未満の乳児は重症化しやすいため注意が必要です。
診療科目
からだの部位
分類
症状
腎盂腎炎とは、この腎盂が感染することで起こる炎症で重症化しやすい病気です。尿の出口から細菌が侵入し、尿の通り道をさかのぼって腎盂まで達することで腎盂に炎症が起こります。主な症状は高熱と吐き気などです。膀胱炎を伴う場合は排尿時痛などの症状もみられます。
へノッホ・シェーンライン紫斑病とは、免疫グロブリンの一種であるIgAが身体の細い血管に沈着し、炎症が起こる病気です。小児期に多く発症する病気で、成人後も発症することはあります。特徴的な症状は、軽く盛り上がったしこりのある皮下出血(紫斑)です。
突発性発疹とは、生後6ヶ月〜18ヶ月頃までの乳幼児がかかることの多いウイルス感染症です。原因はヒトヘルペスウイルス。急に高い熱が出て、熱が下がる頃に全身に発疹がみられることが特徴です。稀に熱性けいれんや脳炎などの合併症を伴うことがあります。
熱性けいれんとは、乳幼児が38度以上の発熱がある際に発作的に起きるけいれんのことです。一般的に生後6ヶ月頃〜5歳までにみられることが多いです。突発性発疹やインフルエンザでみられることが多く、けいれんがみられた場合は速やかに医療機関を受診してください。
偽痛風とは、関節内にピロリ菌カルシウムの結晶ができることによって起こる関節炎です。関節の痛み、腫れ、発赤など痛風と症状がよく似ていますが、痛風とは異なり高齢者に多い病気です。発熱やめまいなどの全身症状を伴うことがあります。
アデノウイルスは、風邪、胃腸炎、結膜炎、膀胱炎など、さまざま症状を引き起こすウイルスです。感染するウイルスの種類によって発症する症状が異なるという特徴があります。アデノウイルスは種類が多いため免疫がつきにくく、繰り返し感染します。
ウイルス性髄膜炎とは、ウイルス感染により、脳や脊髄を保護する膜=髄膜に炎症が起こる病気です。特徴的な症状は、発熱、頭痛、嘔吐です。入院治療が原則です。細菌性髄膜炎に比べて経過は良好ですが、重症化すると後遺症のリスクもあるため早期治療が大切です。
サルモネラ感染症は、サルモネラ菌に感染することで、下痢、嘔吐などの急性胃腸炎の症状がみられる病気です。サルモネラ菌は、食中毒を引き起こす代表的な菌です。20度以上の環境でよく増殖するため、日本では夏場の感染が多い傾向があります。
水痘とは、水痘帯状疱疹ウイルスにより全身に発疹などがでる感染症です。みずぼうそうと呼ばれます。赤い発疹が水疱へ、そしてかさぶたになるという経過をたどります。すべての発疹がかさぶたになるまで学校は出席停止です。大人が感染すると重症化しやすいといわれています。
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