疾患
熱中症とは、気温の上昇や過度な運動により体温調節がうまくいかなくなることで生じる様々な症状の総称です。めまいやほてり、頭痛や吐き気などから、重症化するとけいれんや意識障害も起こり、命に関わる場合もあります。労作性熱中症は減少傾向にある一方、非労作性熱中症が増加しています。
診療科目
からだの部位
分類
症状
花粉症とは、花粉により生じるアレルギーです。花粉の種類や花粉の量により、毎年の症状が異なり、また、発症時期も異なります。花粉症は、花粉を身体が敵と判断して生じる症状のため、風邪と同じように頭痛や微熱、だるさを伴うことがあります。
外傷性頚部症候群とは、一般的に「むちうち」と呼ばれる状態の正式名称です。頭痛、頚部痛(首の痛み)、頚椎の運動障害が三大症状といわれています。めまいや痺れなどを伴うこともあります。治療は安静が基本です。首を固定するために、頚椎カラーを使用することがあります。
ウイルス性髄膜炎とは、ウイルス感染により、脳や脊髄を保護する膜=髄膜に炎症が起こる病気です。特徴的な症状は、発熱、頭痛、嘔吐です。入院治療が原則です。細菌性髄膜炎に比べて経過は良好ですが、重症化すると後遺症のリスクもあるため早期治療が大切です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。感染力が強く、短期間で多くの人に感染が拡大します。日本では、例年、12〜3月頃にかけて流行します。38度以上の発熱と全身のだるさ、関節痛や筋肉痛などの症状が比較的急速にあらわれます。
風疹とは、風疹ウイルスによる感染症です。発熱や発疹が3日ほど続くことから「三日ばしか」とも呼ばれます。症状は、発熱や発疹がみられます。また、リンパ節の腫れが首や後頭部、耳の後ろなどに見られます。近年では予防接種を受けていない成人の感染報告が多くなっています。
扁桃炎とは、のどの入り口にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)という部分が炎症を起こして発症する病気です。のどに激しい痛みや高熱が現れることが多く、繰り返す場合や、重症化する場合もあるため、注意が必要です。
肺のガス交換の機能が低下することで、体内の酸素が減少し、血液中の酸素分圧が60mmHg未満になった状態を呼吸不全といいます。この状態が1ヶ月以上続くことを慢性呼吸不全といいます。肺の病気、神経や筋肉の病気などで引き起こされます。
かぜ症候群とは、一般的には「かぜ」と呼ばれます。上気道である鼻やのど(咽頭・喉頭)に、急性の炎症をきたす症状の総称です。気管や気管支、肺といった下気道に広がった炎症も、かぜ症候群とすることが最近では増えてきました。
アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダストなどのアレルギー物質を鼻から吸い込むことで、鼻炎症状を引き起こす病気です。人によりアレルギー症状が出る出ないの個人差がありますが、遺伝による体質や食生活などの環境要因も関係するといわれてます。
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